アトリエてとてのブログ

「てとて」は手と手をつなぐ場所。築40年のアパートの一室で、ささやかな作戦、はじめました。  次回は今年で3回目のイベント「「森のそば。」7月9日(日)、西和賀町沢内で開催です!

9月は花巻で!


ふぇーーーーっっっくしょいっっっ!
なんなんですかね、このイキナリの寒さは。
ええ、「涼しい」じゃなくて「寒さ」と表現してはばからない
そんな8月の末に、来る季節を想像し、戦々恐々としております。

そんな8月もあと数日で終わり、
9月です。
長ーーいお休みを頂いておりました「てとて」ですが、
この秋は、まずは花巻で、みなさんにお目にかかります。

てとて展 @ Baan Gaja
9月26日(土)・27日(日) 11:00〜17:00

hanamaki1.jpeg

詳細を、お楽しみに!


九州たびレポ8。


梅雨時期とは思えないほどいいお天気だったこの日。
小鹿田の里では作りためた器の天日干し日和。


kyushu42.jpeg
住まいと工房が隣接(というか一体化)していて
玄関前の広場に、フツーに器が並べられている。
その玄関前までずかずか入っていって、日干し器を見ながら
その奥の工房兼ギャラリーを覗きにいく。

kyushu43.jpeg
日干し中。
よーく見ると、白土の上から飛び鉋をかけた大皿。
鉋くずがポロポロしてて、取りたくなったり…

kyushu45.jpeg
自由闊達な筆あと。個人の銘を記さない小鹿田焼だけど
それぞれの窯元の個性は実にはっきりしている。
そんな違いを楽しみながら工房を回る楽しさったら…ない。

kyushu46.jpeg
お、こんなところに見慣れた冊子が…。
そうだった、こちらの窯元さんは光原社さんに作品があったね。

kyushu47.jpeg
廃窯のあと。
静かに新陳代謝をしながら、器は日々作られている。

**********
唐臼の音、蝉の声、誰もいない昼下がり。
軒先で日干しになっている器。
その奥の工房では男たちが黙々とろくろを回している。
外から来た私たちには完全に「非日常」の世界なのに
彼らにとってはささいな「日常」であるというギャップの大きさ。

見せびらかすつもりなど一切なく、
ものづくりへの気負いもない、淡々と過ぎていく時間。
小鹿田は確かに、暮らしとものづくりが完全にひとつになっている。
案内人がいる訳もなく、観光施設などもいっさいない。
それでも小鹿田の里あるきは、最高に楽しかった。


【もうちょっと続きます】



九州たびレポ7。


ちょっとはしょりますが、九州たびの3日目。
まるまる一日動ける日は、この日が最後の月曜日です。

昨晩は筑紫野市の二日市温泉に宿泊。
温泉街と行ってもビジネスもあるし日帰り温泉もある。
冷たいビールが飲みたくて入った居酒屋は常連感バリバリだったけど
焼き鳥はうまいし、山芋ステーキってのがものすごく美味しかった!
あらかた食べてから、写真を撮ればよかったと後悔。

なんていう一人旅ならではの夜を過ごし、再び車で筑紫野インター。
今度は鳥栖から北へ、大分道を突っ走るのである。
こちらも基本2車線。杷木インターまではおおむね1時間の距離。
しかし九州の高速道、サービスエリアが充実してるねー。
行きは山田サービスエリアでお土産などを買いました(なぜ今買う)

kyushu36.jpeg
杷木インターで降りて一般道を走る。
ほどなくして沿道には山が迫ってき始める。
途中、「小鹿田焼」の看板を見つけて記念撮影。
カーブミラーの中、ワタクシが映るように。

人里から離れ、何代にもわたって器を作り続けた小鹿田焼。
これほどメジャーな存在になっても、ものづくり環境は何も変わらず。
小鹿田も、沢の流れのうねるに任せて道を拓いたような
ほんとにほんとに山峡の小さな里だった。

kyushu37.jpeg
唐臼。
山土を砕いて粘土を作る道具。

kyushu38.jpeg
横には、水簸の堀。
ここから何度も何度もくみ上げて土をこすのは
女の仕事だったという。

初夏の暑さの中の月曜日。
そんな中を好き好んで歩くような旅人は私以外ほとんどおらず
里の中はしいんとして、唐臼の音が響き渡るだけ。


kyushu39.jpeg
橋の欄干。
小鹿田の皿がはめ込まれている。

kyushu41.jpeg
住まいのブロック塀にも小鹿田焼。

kyushu40.jpeg
里の中にはこんな登り窯が3つくらいある。

kyushu44.jpeg
窯元にはどこも小さなギャラリーがあるんだけれど
春の陶芸祭が終わったばかりの今は、作品が一番すくない季節(とほほ)。
次にこの登り窯に火が入るのは7月だそう。
窯を見るにはいい機会、じっくりと覗いてみる。


【小鹿田もつづくよ】




九州たびレポ6。


中尾山を下りて、波佐見の町へ。
こじんまりとした町並みの中、賑わっている一画が。


kyushu25.jpeg
西の原
西海陶器の古い工場を再生、
ギャラリーやカフェなどが集まった場所になっている。
古い木造平屋好きのワタクシ、建物だけでも見る価値あったわ。


kyushu26.jpeg
こちらはギャラリーのモンネ・ポルト。
いろんなインスタレーションも行われてきたみたい。
空間として、それだけでも絵になる場所。

kyushu28.jpeg
西海陶器のお店、南倉庫。
イロイロなシリーズを一堂に見られるのは本拠地だからこそ。
essenceシリーズ、やっぱりいいねえ。


kyushu29.jpeg
敷地内は小さな昔の町並みのよう。
こういう建物を残して、積極的に活用するのは大賛成。

kyushu31.jpeg
お昼は、本場の長崎チャンポンを食べようと思っていたので
(手の間さんから波佐見のおいしいお店はリサーチ済み)
ここでは軽く(?)食べとこうと。
地元のお母さんたちが切り盛りするおにぎり店。
麦味噌を使った肉味噌、お米もお漬け物も美味しかった〜〜
うつわが西海陶器。惜しげもなく。さすが九州。

kyushu32.jpeg
おにぎりのお店は外観もいい。

kyushu33.jpeg
西の原を出て、波佐見の町のおすすめのお店
「喫茶レストラン ココット」でチャンポンを食べた。
具沢山で、麺もちもち。
おにぎり2個食べてすぐなのに、完食でしたよワタクシ…

kyushu34.jpeg
ココットのメニュー表。
冷麺?これ?九州では冷やし中華を冷麺というの?
ひとりでツッコム、岩手ケンミンなのでした。


kyushu35.jpeg
産直を見つけると、寄らずにはおれない性分でして…
鬼木みそ(麦味噌なのにうまし!)やら嬉野のお茶のくき茶やら
九州まで来ても農産物ばっか買いました。

波佐見はこれでおわり。

次は九州民藝といったら外せない!
小鹿田へ向かいます〜〜。

【つづく】



九州たびレポ5。


急な坂道上って着いた、「中尾山交流館」。


kyushu15.jpeg
ずらりと並ぶ、波佐見焼。
磁器で染付けでシンプルで…なんていうイメージは
一気に吹っ飛ぶ、実に多様なものづくり。
うっひょ〜〜〜〜〜テンションあがる〜〜〜〜。

kyushu16.jpeg
窓際のテーブルには季節の企画に合わせた器類を
窯元の作品の中からチョイス。
見ているだけでも楽しい、豆皿がいっぱい。


kyushu17.jpeg
波佐見で出会うスリップウェア。
益子で修行した「紀窯」の中川さんの作品。
お父さんは波佐見の窯元です。


kyushu18.jpeg
こちらは波佐見の伝統、くらわんか椀。
復刻シリーズがいくつかの窯元から出ていました。
うん、やっぱり私、くらわんか、好きだわ〜。


kyushu19.jpeg
kyushu22.jpeg
ほくほくしながら交流館を出て、波佐見の町並みを散策。
登り窯の煙突、やきものの里を実感(でも道は細いぞ要注意だぞ)


kyushu20.jpeg
道沿いには窯元のギャラリーが並んでる。
…ほぼ、お休みでございました(泣


kyushu23.jpeg
kyushu24.jpeg
ここは開いていた「中尾山うつわ処赤井倉」。
現在の作品のほか、くらわんかの古いのや古伊万里の猪口など
見どころ満載。開いててよかった〜〜〜〜。

中尾山を満喫し、波佐見の町へ。
どうや最近、人気のスポットがあるらしいのです。

【まだまだ続く、波佐見編】




九州たびレポ4。


……みなさ〜〜〜ん。 溶けてませんか〜〜〜〜。
北東北人には堪え難い暑さが続いていますね。
夜もあっついもんなあ。
そう、うち、エアコンがないんです。死ぬわ。

さ、九州旅の続き。
3日目は九州やきものめぐり、その1。
波佐見と有田の里の訪問です。

早朝に福岡市を出て、西鉄電車で筑紫野市へ。
西鉄二日市駅で降りて、レンタカーを借りる。
下手だけど運転は好きなので、本日から2日間は車で各地を巡ることに。

ナビ様のご案内で筑紫のインターから九州自動車道へゴー。
おおお、さすが九州の背骨!(?)かなり車が走っている。もちろん3車線。
南下すると鳥栖ジャンクション、ここで進路を右に取り
長崎自動車道へ入った。長崎自動車道は2車線でのんびりした感じ。ほっ。
樹種とか大地の感じとかは違うけど山と畑が続く、どこか東北に似た風景。
武雄ジャンクションを左に進み、波佐見有田インターチェンジで降りる。
この間、鳥栖JCTからおよそ1時間ちょい。近っ!

kyushu10.jpeg
インター降りると、左折は有田、右折は波佐見。
九州キターーーーーーーー。
テンションあがるうつわバカ。

某器作家のオジサンから「波佐見が今面白いよ」と
聞いていたので、本日のメインは波佐見。
朝鮮にルーツを持つ(九州は大体そうか)シンプルで使いやすい器。

kyushu11.jpeg
行く途中の田んぼ。
6月の中旬で、田植えですよ!東北のみなさん。
品種も違うし、生育のスピードも違うんだろうなあ。
(二毛作では…ないと思う)

kyushu12.jpeg
細い道を進むと見えてくる
「陶里 中尾山(なかおやま)」
波佐見焼の窯元が集まるエリア。ああ、ワクワクする〜〜♪

kyushu13.jpeg
一番奥にあるのが「中尾山交流館」。
ここにくれば、すべての作風を見ることができる。

波佐見焼の窯元は基本はギャラリーを併設しているけど
日曜日など週末はお休みのところが多いです。
そして、この日は…日曜日!がーん
ああ、交流館があってよかったーーーーー。

kyushu14.jpeg
いい粘土(あるいは陶土)が取れるところに窯はできる。
ということで、陶里はたいていは山の中にある。
波佐見もご多分にもれずで、流れ出る川に沿って集落が作られている。
右奥にはかつて、最大級の連房式の登窯があったそうです。
それにしても瓦屋根の色、いいねえ。

もったいぶりますが、

交流館の様子などは次回の更新で〜〜〜

【波佐見はつづくよどこまでも】



 | ホーム | 

Calendar

« | 2015-08 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks


手作り市場あ~てぃすと 手作りSHOP・手作り趣味・手作り・クラフト系ブログの総合情報検索サイト

Appendix

ateliertetote

ateliertetote

てとて。それは
人と人とを結びつける場。Hands meets Hands.
手から生まれる道具たち。Hands meets Crafts.
そんな人と道具が出会う場所にはきっと、おいしいお茶もある。Hands meets Teas.
築40年のアパートの一室で、ささやかな作戦、はじめました。

FC2Ad

まとめ