底クルクルは、手仕事のあかし。
デヴィット・ボウイ、亡くなっちゃいましたね…
20代は洋楽にドップリ浸って過ごしました。
数多くのアーティストの中でも、異彩を放っていたボウイ。
遺作「★(Black Star)」のPVを観ましたが
そのトンガリぶり、そしてスタイリッシュさは全く褪せておらず。
彼と同時代の、今より熱かった洋楽シーンを体感できたのは財産です。
ご冥福を祈ります。
最近、書き出しが長くてすみません^_^;
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さて、(おそらく)小久慈焼さんが絶賛製作中のスープカップ。
欠品のブラウンバージョンが届くのは、私も楽しみです。
器づくりには色々な手法があります。
ひもづくり、たたらづくり、鋳込み、ろくろなどなど。
小久慈焼さんでは、ろくろのほかに鋳込みも行っています。
鋳込みは、ある程度の数をつくるためには理にかなっています。
さてスープカップはというと、
ろくろでひとつひとつ本体を作ってから、
別に作っておいたハンドルを張り付けます。
その際に器表面に出来るのが手指の跡「ろくろ目」。
作品の方向性によっては、このあと削りをかけて消す事もあります。
仕上がりの均一さを求める場合は消す事が多いでしょう。
実はスープカップも、最初の頃はこのろくろ目が目立たないものが
多かったのです(持っている方は見てみてください)。
でもブラウンカップでは、このろくろ目を生かす事になりました。

カップの見込み。
まんなかにクルン、とろくろ目のあとが。

ひとつひとつ手仕事のスープカップ。
ろくろ目の跡も、ひとつひとつ違います。

ハンドル、本体、
微妙な釉薬の流れがニュアンスを与えてくれます。
実は最初、私も「ろくろ目」が気になっていた事がありました。
でもブラウンカップは、ろくろ目が実にいい味を出していたのです。
濃い色合いだからこそ際立つ手仕事の感触。
釉薬との相性って、大事ですね。
なお最近は、ホワイトバージョンでもろくろ目を残す方向になっています^_^
何度も何度も作っていただいているスープカップ。
1年前のものと比べると、形が違ってきているのが分かります。
そのファジーさもまた、ろくろ仕事のよさなんだと思う。
次回作もきっと、ちょっとだけ違う顔をしていることでしょう。
楽しみです。
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ブラウンカップ、入り〼。
いんや〜〜〜。
NHKフィギュアエキシビジョンin盛岡、よかったですね〜〜。
ゆずも真央ちゃんもあっこちゃんも素晴らしかった。
けど、荒川静香さんの「You Raise Me Up」でのイナバウアーは
ほんとーに美しくって涙出ちゃった…。
でも一番テンションがあがったのは、キャンデロロ!色男のダルタニアン!
なんでどす?なんで43歳なのにジャンプやバク転決められるんどす?
生で見られた方、最高だったでしょうね。
実は「ビールマンスピン」をご本人の演技で拝見したこともある
意外とスケートファン歴の長いワタクシです。
でもトリプルアクセルとトリプルサルコウの区別は全然付きましぇん。
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さて、冬休み中のてとてですが、
ゆる〜〜くゆる〜〜〜く、今年の準備を始めています。
まずは、昨秋の発売であっちゅー間になくなってしまった
スープカップのブラウンバージョン。
次回の入荷は2月下旬を予定しております。

こっくりおいしい、ほくほくカボチャのスープ
(レシピ&調理:まかないちえさん)
オールラウンダーのホワイトバージョンとはひと味違って
どっしり具沢山なスープが似合うブラウンバージョン。
ごろごろ野菜のポトフとか
根菜とお肉たっぷりの豚汁とか
お腹の底から暖まりたい、冬の料理にとても合います。
うれしいことに昨年12初旬、
こちらのブラウンカップを使った
ランチのワークショップを行っていただいたんですよ。

クリスマスを間近に控えての開催。
会食のテーブルもクリスマスらしいセッティング。

フレンチトーストにリンゴのコンフィチュールを添えて。
お野菜とソーセージのうまみを引き出した具沢山スープと一緒に。

レクチャーのあとは会食。
こうして使っているところを拝見できるのは
とてもうれしい。使いやすさや持ちやすさなどなど
作り手さんにフィードバックできますから。

ワークショップ終了後、ちゃっかりご相伴にあずかりました(^_^)
ちょっぴりスパイシーなスープと
甘いコンフィチュールの組み合わせ、素晴らしかった。。。
ワークショップを企画されたYさん、講師のOさん、
そしてご参加されていたみなさま!
スープカップを使っていただいてありがとうございましたーー!!!
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てとて×小久慈焼 オリジナルスープカップ
レンタルいたします★

スープカップの使い心地を確かめたい。
食のイベントなどで使ってみたい…。
そんな方に、スープカップのレンタルを行います。
数は、ブラウンが3個、ホワイトが3個。
くわしくはメールにてお問い合わせくださいね^_^
tetote_inoue★yahoo.co.jp
(メールアドレスは★を@に変えてお送り下さい)
おおっと、昨年の振り返りもまだ途中でしたね(まだかよ!)
このあとも、ゆるゆる更新して参りますよ〜
お年賀2016年。
新年、
あけましておめでとうございます。
雪は少ないとはいえ
キリッと身の締まるような寒さが続いています。
冬真っ盛りですが、
夕暮れが少しずつ遅くなって来ているのを感じます。
冬来たりなば春遠からじ、ですね。
司荘がなくなって7ヶ月、心もとなさを感じる前に
たくさんの人との絆や出会いに恵まれた2015年でした。
そして2016年。
今年もきっといろいろなことがあると思いますが、
根底にある思いは変わりません。
『ひとつひとつの出逢いをたいせつにしたい』
この思いを、どう「形」にしていくかが
今年の大きなテーマでもあります。
はてさていったい、どうなることでしょう。
さっぱりわかりませんが、どうぞ一緒に
「てとて」の第2作戦を楽しんでいければと思います。
2016年の「てとて」も、
どうぞよろしくお願いいたします。
2016.1.2 てとて 井上宏美

2012年のてとての室内