アトリエてとてのブログ

「てとて」は手と手をつなぐ場所。築40年のアパートの一室でささやかな作戦、はじめました。  今年最後の催しは11月23日〜26日の4日間。滝沢市「とちの実」さんでのスウプアソビです!

山田洋次さんのうつわ、1。


やっと、こちらをご紹介できる運びとなりました。

yamada3.jpg
山田洋次さん。
滋賀県でスリップウェアのうつわを作っています。

英国で昔から受け継がれてきたスリップウェア。
市井の民陶ながら、日本の民藝運動の中で美しさを見出され、
今では日本にもたくさんの作り手がいます。

とろりとした白泥で描かれた文様。
うつわの濃密なうわぐすりの色と相まって、
独特の温かみと存在感を放っています。
焼き野菜など、素朴なおかずとの相性が素晴らしい。

yamada4.jpg
レクタンリムプレート。
リムの立ち上がりがさりげなくちょうどいい。
これ1枚に主菜と副菜を持っても。
もともとはオーブンウェアだったようなので、形に名残があります。

山田さんは30歳そこそこの若手。
しかし大学3年のとき休学し、信楽窯業試験場に入学。
1年間、ロクロの技を学んだそうです。
ちなみに専攻は理工学部。「なんで陶芸?」と聞いてみましたが
「なんでやったろう…」と。出会いってそんなものかもね。

yamada7.jpg
スクエアプレート。
すっきりと、シンプルなスリップ模様。
ベースカラーは「飴」と「若草」という2つのパターン。
若草、は山田さんが名付けた色合いです。

滋賀の窯業試験場を卒業してしばらくして、
山田さんは単身、渡英。
ロンドンのうつわ作家の元で1年、ソーダ釉を学んだそう。
ちなみにこちらの方が、山田さんの修業先。
なんか越前とか備前のような、独特の雰囲気のうつわですねえ。
イギリスにも、こんな雰囲気のやきものがあるのかあ。

長くなりそうなので、続きはまた明日。
よろしければまた、うつわバカのお話にお付き合いくださいませ。


【本領発揮?イノウエ】


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